その熱意を一過性にしない。オーナー様の「増店」を全力で支える個別サポートとは

皆様、こんにちは。株式会社いーふらん、加盟店サポート営業部マネージャーの柴田です。
いつもSVブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

さて、先日開催いたしましたオーナー会では、多くのオーナー様にご参加いただき、活発な交流が生まれました。その熱気も冷めやらぬ中、私たちは次なる取り組みとして、オーナー様一人ひとりとの個別面談をスタートさせています。今回は、その個別面談で見えてきた課題と、今後のサポート体制の強化についてお話ししたいと思います。

研修やイベントに参加すると、誰しもモチベーションが高まるものです。しかし、「その熱意を持って翌日から行動できる人は、全体の1割にも満たない」という厳しい現実も、また事実としてあります。私たちは、オーナー会で生まれた貴重な熱意を一過性のものにせず、着実な店舗展開や経営改善に繋げていただきたいと強く願っています。

その想いから、オーナー会にご参加いただいた皆様と、改めて1時間ほどのお時間をいただき、個別にお話をする機会を設けています。オーナー会のような多くの人が集まる場では、なかなか時間をかけてお話しできないような、より踏み込んだご相談にも、じっくりと向き合うことが目的です。

面談では、多くのオーナー様から「オーナー会を通じてモチベーションが上がった。10店舗、20店舗へと拡大していきたい」という、非常に前向きな声をいただいています。その一方で、事業拡大を目指す上での共通の課題として、特に「教育面」に関するお悩みが挙げられています。

店舗数が増えるほどに重要性を増すのが、「人の管理」と「マネージャーの育成」です。私自身もかつて、マネージャーとして直営店約50店舗を管理していた経験から、組織作りの難しさと重要性を痛感してきました。その経験から得た管理方法や人材育成のノウハウを、今はオーナー様一人ひとりに合わせてアドバイスさせていただいています。

特にご要望の多い「従業員の接客スキル向上」については、具体的な取り組みとして「グループロープレ研修」を実施しています。現在は、複数店舗を運営されている企業様ごとに従業員の皆様（5名～10名程度）にお集まりいただき、それぞれの課題の洗い出しやスキルアップを図っています。

さらに、あるオーナー様からの「他の加盟店のスタッフさんと交流する機会も作ってほしい」というリクエストを受け、今後は複数の加盟店様合同での「企業間グループロープレ」も実施予定です。これは私たちにとっても初めての試みですが、各加盟店様のレベルアップはもちろんのこと、企業間の交流を通じて「おたからや」ブランド全体の接客レベルを底上げしていくことを目指しています。

その他にも、「従業員の前で、改めてオーナー会の話をしてほしい」「マネージャー向けの研修を実施してほしい」といったお声にもお応えすべく、新たな研修プログラムの準備を進めている段階です。

現在、業界全体で競合他社の出店が強化されており、私たちは厳しい競争環境の中にいます。この状況を勝ち抜くために不可欠なのは、第一に「お客様を呼び込む努力を怠らないこと」。そして第二に、従業員一人ひとりが接客スキルを高め、お客様に「おたからやで売りたい」「あなたに買い取ってほしい」と思っていただけるような、強い信頼関係を築くことです。

私たちは、組織作りにおける管理者の重要性を理解しています。しかし、ただ役職を設けるだけでは組織は機能しません。それぞれの役職や職務内容を明確にし、一人ひとりが責任を持って役割を全うできる組織作りが不可欠です。

本部として、オーナー様が安心して事業を拡大し、力強い組織を築いていけるよう、これからも全力でサポートしてまいります。加盟店の皆様の増店という目標達成に向け、引き続きサポート体制を強化していく所存です。